本格的な解体工事
弊社が22年前に建築した住宅が火災によって焼失したため、罹災住宅の
解体工事が発生し、新たに住宅を新築いたします。幸いにも用途地域が
準防火地域だったため、延焼の恐れのある部分(建築用語で延焼ライン
と呼ぶ)のサッシ部は延焼防止の網入り硝子が施されており、22年前の
施工時の竹小舞土壁塗りの影響と相まって、周辺住宅への延焼は何とか
防ぐ事が出来たので、語弊があるかも知れませんが本当に不幸中の幸いで、
せめてもの救いであったと、そう思うところであります。過去にも周辺に
迷惑をかけたから、簡単にそこには建築できないというお宅も何軒か見て
きましたので、それを考えるとご家族は胸を撫で下ろしたのではないかと
思っております。
本題に入りますが、これまでは主に家の周りの片付けをしていましたが、今日
からいよいよ本格的に家屋の解体工事に入り罹災した住宅が取り壊されます。
重機を使っての解体には、まだ少し時間がかかりそうですが、これから建築
する新たなお宅で、家族の方々の穏やかな生活が出来るようにお祈りしながら
これからの新たな建築に携わりたいと思います。
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